【賃金制度】結婚は年収300万円の壁がある

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「いろいろとお付き合いもあり保険にはたくさん入っているものの、何が
なんだかよくわからなくなった」という経営者にお目にかかる機会が少な
くありません。
本当に必要なのかと思いつつ、しかし誰に相談したらよいかわからないの
で、ついつい先送りしてしまいがちです。
先送りする理由は、複数の保険会社と付き合いがあり、どの保険会社に相
談したらよいかわからない、何が正しいのかよくわからない、といったと
ころでしょうか?
このセミナーでは、一般に複雑でわかりづらいと言われる生命保険の基本
や、生命保険税制についてわかりやすくお伝えします。
 講師:濱田勝則(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)
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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報
労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る
発行者: 中川清徳  2017年9月17日号 VOL.3246
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[渋沢栄一の名言・格言|経営トップが常に覚えておかなければならないこと]
(続きは編集後記で)
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 【賃金制度】結婚は年収300万円の壁がある
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中川:こんにちは。
社長:こんにちは。
   結婚しない男性が増えています。
   晩婚化しているとは聞いていますが、よその会社はどうなのですか?
中川:そうですね。
   良く聞きますよ。
   結婚しない男性が増えていると。
   女性もその傾向が強くなっているともよく聞かされます。
社長:このままだと日本の将来が心配です。
中川:男性は年収が結婚と連動しているようです。
   年収が低い男性が増えたことも結婚しない男性が増えた原因の
   一つかもしれません。
社長:へえ、年収と関係があるのですか?
   結婚は愛があればいいと言われていますが。
中川:年収300万円を下回ると結婚に大きな影響があります。
   年収300万円未満の20代男性の既婚者は8.7%です。
社長:それは少ないですね。
   では、30代の男性はどうなのですか?
中川:30代でも9.3%です。
社長:へえ、そうなっているのですか。30代であれば結婚している
   割合がもっと多いと思っていました。
   では、300万円以上の年収があれば既婚者が多いのですか?
中川:はい。
   20代で25.7%
   30代で26.5%
   です。
社長:確かに年収と結婚は比例するのですね。
   愛だけではムリか...。
中川:年収300万円が大きな壁になっています。
社長:ふーん。
   若い男性には年収300万円以上になるようにしなければ
   なりませんね。
中川:そうですね。
   日本のために頑張ってください。
社長:どのようなことに注意する必要がありますか?
中川:賃金制度の見直しです。
   年功序列型賃金制度では若い社員の賃金は低くなります。
社長:若いから経験が浅いです。
   それはしょうがないでしょう。
中川:そこが間違っていると言いたいですね。
   若い人は経験が少ない、したがって、仕事の量も質も
   劣る。
   だから給料は低くてもよいというのは一面その通りです。
   しかし、従業員はもらう給料の範囲で生活を
   しなければなりません。
社長:たしかに、年収300万円ももらっていなければ
   女性にアプローチするのは心理的な壁があるかも
   しれませんね。
中川:そうですね。
   だから、若い人でも結婚できる給料は払わなければ
   なりません。
   若い方の年収を300万円以上にすることです。
社長:そうなると賃金制度の見直しが必要ですね。
中川:そうです。
   賃金制度の見直しのお手伝いをしましょうか?
社長:はい、お願いします。
(中川コメント)
男性の結婚は年収300万円のカベがあると内閣府の調査で
あきらかになりました。(平成23年5月11日発表)
弊社は結婚ができる賃金制度を提唱しています。
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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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    編集後記      
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[渋沢栄一の名言・格言|経営トップが常に覚えておかなければならないこと]
重役は常に、会社の財産は他人の物である。
といふことを深く念頭に置かねばならぬ。
総て重役が其の地位を保ち其の職責を尽しているのは、必ず多数株主の
希望に依るものであるから、若し多数人の信任が無くなった際は、
何時でも其の
職を去るのが当然のことである。
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 退職金制度の見直をご検討の方へ
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基本給に連動した退職金制度は高額の退職金になる可能性があり危険です。
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理由は、中小企業は中途採用、中途退職が常態であり、定期採用、定年退
職する大手企業とは事情が違うからです。
退職金制度の見直しをお勧めします。
退職金制度の見直しは次のステップで行います。
 ステップ1 退職金の隠れ債務の見える化
 ステップ2 貢献度に応じた退職金額の設定
 ステップ3 自己都合減額の設定(単純に減額するのは疑問です)
 ステップ4 忙しい時にわざと退職するようなけしからん社員への対応策
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