[労災] リース会社の設置ミスで起きた負傷はだれの責任か?
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発行者: 中川清徳 2020年8月29日号 VOL.4600
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ホテル従業員の○○○はご法度
○○○に入る3文字は?
(続きは編集後記で)
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[労災] リース会社の設置ミスで起きた負傷はだれの責任か?
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Q
プレス機械をリースしています。
Aさんがプレス機械に挟まれ負傷しました。
原因は、リース会社の設置、点検ミスでした。
労災の申請はしましたが、Aさんの負傷はリース会社の責任です
から、弊社が責任を問われることはないと思います。
この考えで間違いはありませんか?
A
結論 御社の責任を問われます。
リース会社のミスであっても、使用者責任は免れません。
そのリース会社を選択したのは御社です。
設置や点検ミスもあろうことを想定して、御社も設置や点検の
適否を確認しなければなりません。
したがって、Aさんにたいして損害賠償をしなければなりません。
御社は労災を申請されていますので、それで損害賠償の責任を
果たしていることになります。
(中川コメント)
仕事に起因する傷病は必ず事業主の責任となります。
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[日時] 10月23日(金) 13時30分~16時30分(3時間)
[申込] https://nakagawa-consul.com/seminar/051_web.html
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編集後記
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ホテル従業員の○○○はご法度
○○○に入る3文字は?
答え 日焼け
ホテル従業員の日焼けはご法度です。
真夏ともなれば、何も海や山に行かなくても外を歩いているだけで
日焼けをすることはある。ビジネスパーソンでも自然に焼けた肌は
健康的で好印象だが、その反対に小麦色の肌がマイナスのイメージを
引き起こす仕事がある。それはホテルマンだ。
どんな職種であれ、サービス業に従事している人にとって身だし
なみは大切だが、とりわけ管理が厳しいのがホテルだろう。
実際「従業員は日焼けしてはいけない」という文言を就業規則に
盛り込んでいるホテルは少なくないのだ。
ざっくり言えば「ゲストに不快感を与えないため」というのがその
理由で、日焼けをするとそれだけで目立つし、皮がむけてきたり
すると汚らしい印象を与えてしまう。
ハワイなどのビーチリゾートならもちろん問題はないが、大都市の
ど真ん中にあるような高級ホテルで、小麦色の肌に制服を着た
ホテルマンがいたらどうしても違和感を持たれてしまうだろう。
そのため、ホテルマンは日焼けには人一倍気を遣う。
仮に休暇で南の島に行ったとしても焼け止めを塗り、ずっと長袖を
着て肌をガードするなど苦労が絶えないのだ。
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