【マイナンバー】マイナンバーの両輪

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る

作者: 中川清徳  2015年6月21日号   VOL.2298
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「共通点」を探し当てると会話を上手に転がせるワケが

(続きは編集後記で)

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 【マイナンバー】マイナンバーの両輪
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 最近ではTVコマーシャルや電車の広告など、広報用のロゴマーク
『マイナちゃん』と共にマイナンバー制度の告知を目にする機会
が増えてきました。

 企業のご担当者様も、マイナンバー制度の開始に向け、情報収集
や社内事務手続きの運用フロー策定等に奔走されているのではない
でしょうか。

 そんな中、マイナンバー法(行政手続における特定の個人を識別
するための番号の利用等に関する法律)と個人情報保護法の改正
案が5月21日に衆議院で可決し、参議院で審議中となっています。
                              
その改正案の中で、今回は以下のポイントに注目してみました。
『特定個人情報(マイナンバー)の利用の推進に係る制度改正』

 ※参照:改正案要綱
  http://www.cas.go.jp/jp/houan/150310/siryou1.pdf

 この改正案は「世界最先端IT国家創造宣言」(平成25年6月閣議
決定。平成26年6月改定)の中で取り上げられた「公共サービスが
ワンストップで誰でもどこでもいつでも受けられる社会の実現」
を踏まえたものです。
 
 具体的には、マイナンバーの預貯金口座への付番、特定健診・
保健指導に関する事務における利用、予防接種に関する事務に
おける接種履歴の連携等に活用できるようにするものです。

 預金口座への付番については平成30年から実施される予定で、
当初は金融機関の利用者の任意ですが、33年以降は義務化も検討
されるとのことです。

今後も行政機関の情報だけではなく、民間企業のサービスにも
マイナンバーが紐付られ、活用が広がっていく事が予想されます
が、利便性が高まるのに比例して、情報漏洩というリスクも伴い
ます。

 アメリカや韓国などの諸外国でも、1960年代から社会保障番号
や住民登録番号等により、マイナンバー制度の様な仕組みが導入
されています。しかし、それらの国々ではハッキングや、個人・
企業の人的ミス等により情報が流出し、他人へのなりすましや、
不正利用が大きな社会問題となっています。

 日本政府も、当然ながら諸国の問題事例を参考にした上で、
運用を検討していることと思われますが、昨今はネットワーク
ウイルスへの感染やメディアリテラシーの低い一個人が、SNS
などから機密情報を漏洩させてしまうというニュースが、民官
限らず定期的に報道されているのをみると、一抹の不安を覚え
てしまうのも事実です。

 最近では、システム会社等が「今こそ特需」とばかりに営業
攻勢をかけていますが(もちろんそれも大事ではありますが)、
企業としては、システムの導入と併せて、マイナンバーを扱う
管理者の教育や社内の規程・ルール作り等を行い、ハード面と
ソフト面の「両輪」をバランス良く運用していくことが重要で
す。

 今後も、来年1月の運用開始に向けて、巷には様々な情報が溢
れ、それに伴う対応を都度迫られることが予想されますが、まず
は社内の方針を定め、しっかりと腰を据えて情報を取捨選択し、
適切な対応を取っていく必要があります。

【追記】
今般の日本年金機構の個人情報流出の問題を受けて、マイナン
バー法改正案の参議院での採決は当面見送られるとの報道が
なされています(6月9日)。

(中川コメント)

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今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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「共通点」を探し当てると会話を上手に転がせるワケが

 仕事
をきっかけに新しい人脈が増えたり、誰かと仲良くなるのは楽しい
ことだ。

 では、人と人はどうして仲良くなるかといえば、会話を通じてコミュニ
ケーションをするからだ。そして、仲良くなるために必要なのが「雑談」。
食事時や宴会の席など、仕事を離れて雑談しているとき、相手との意外な
共通点を見つけて一気に心の距離が縮まるこ がある。

「へー 、○○さんをご存じなんですか。私の兄の同級生なんです」
「へー 、○○県のご出身ですか。妻の実家が同じ○○県で」
といった程度の細いつながりであれ、これを入口にさまざまな共通点を発見
することができるだろう。 相手がマスクをしていたら、
「花粉症ですか?  私も実は」
とか
「へー 、この季節つらいですよね。いい治療法知りません?」
といった展開もある。 出身県が同じ。出身校が同じ。趣味が同じ。知人が
同じ。そして、体の弱いところが同じ。どんな人間であれ、何かしらの共
通点はあるものだ。 このあたりの「同じ」を積極的に探しあて、会話を転
がすことができれば、自然と仲良し人脈は増えていく。

 そして、雑談力を強化するのが知識と経験。仕事と離れた趣味、スポーツ
の世界は、雑談のネタを広げ、誰かとつながる橋渡しをしてくれる。つま
り、会話の段取りのサポートをしてくれるのだ。

(人間関係大事典 青春出版社刊より)

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