あの手この手の「住宅手当」の見直し策を提案します

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2023年10月5日
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ワイロ嫌いの老中をうならせた「贈り物」
河村瑞賢

(続きは編集後記で)

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[セミナー名] 不満の元になりやすい「住宅手当」セミナー
あの手この手の「住宅手当」の見直し策を提案します。
[講 師] 中川清徳 中川式賃金研究所所長
[日 時] 10月24日(火) 14時~15時30分(1.5時間)
[日 時] 11月30日(木) 14時~15時30分(1.5時間)
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「住宅手当」をもらっている社員は「家族手当」ももらっている。
仕事ができなくても家族がたくさんいるほうが、給料が多いと
同僚の不満が聞こえてきます。
定期採用や転勤などでやむなく住宅手当を支給したものの、
同僚との矛盾が表面化し困っている。
お気持ち分かります。あの手この手の「住宅手当」の見直し策を
提案します。

1 宅手当の色々なケース
・「家賃を払う世帯主」など属性に基づく住宅手当
・採用時の条件として支給される住宅手当
・転勤時に支給される住宅手当

2 あの手この手の見直しの策
・「借り上げ社宅」か「住宅手当」か?
・税・社会保険はどうなる?
・「住宅手当」と時間外手当の計算
・「同一労働同一賃金」との関係
・見直し策番外編

3 配布するひな形
・賃金規程に関する「住宅手当」の記載例
・借り上げ社宅規程(期限を設けた記載例)
・借上げ社宅入居覚書

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編集後記
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ワイロ嫌いの老中をうならせた「贈り物」
河村瑞賢

河村瑞賛は江戸時代の初期に活躍した商人である。
明暦の大火のときに材木を商って富をなしたが、これに
満足せす、さらに上を目指した。そのためにはず幕府の
幹部にコネを作る必要があった。

幹部の中でもトップに君臨するのが老中・稲葉正則だ。
しかし、「稲葉様にはワイロが通じない」というのが当時の
江戸の商人の常識だった。

稲葉正則というのは春日の局の孫で、謹厳実直を絵に描いた
ような人物。とくにワイロの慣習を苦々しく思っていた老中
だ。

何か策はないものか。頭を悩ませた瑞賢は、稲葉正則の身辺
を徹底的にリサーチさせて、彼に関するデータを集めた。
そして小田原に稲葉家の菩提寺があることを突き止めた。

瑞賢は、何はともあれと菩提寺を訪れてみた。
すると、その菩提寺では壊れた手水鉢が使用されている。
「これだ!」と感じた瑞賢は、「稲葉家に世話になっている
者だ」と名前を告げ、住職に手水鉢を寄進したいと申し出た。
ワイロと思わせない贈り物である。

瑶賢が目論見通りに手水鉢を寄進した数日後、正則が先祖の
命日のための墓参に現れ、新品の手水鉢に気づいた。
このさりげない贈り物に心を動かされたのは間違いない。

住職から寄進者の名前を聞き、その名を心に刻んだものの、
忙しさにかまけてすぐその名を忘れてしまう。

しばらくして芝・増上寺の鐘が壊れ、その修復工事のための
入札が行われた。老中は業者リストの中に瑞賢の名前を見つ
けたが、だからといって入札に手心を加えるような人物では
ない。

入札は正規の方法で行われ、結果的に他の業者より安い予算
を提示した瑞賢が落札した。赤字覚悟の金額だった。
このときの二人の心理には興昧深いものがある。

正則にしてみれば、手水鉢の礼にと手心を加えたかったの
かも知れないが、それではせっかくの菩提寺の手水鉢が
ワイロになってしまう。

瑞賢にしてみれば、鐘の修復程度の仕事が欲しくて手水鉢の
寄進をしたわけではない。とにかくお近づきになるのが目的。

野望ははるか先にある。だから、鐘の修復など赤字を出して
も惜しくはない。
そんな気持ちが働いたはすだ。

いすれにしろ、これでコネを作った瑞賢はその後、幕府の土木
工事を任され、海運・治水でも業績をあげて見事期待に応えた。

そしていつしか二人の間には強い信頼の絆が結ばれていく。
即効性を求めた贈り物は、それなりの効果しか期待できない。
そして、本当に心にしみる贈り物には、センスが問われる。

決しておろそかにはできないということだ。

(人間関係大事典 青春出版社刊より)

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