【給与改定】ベアをどうするか?

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務畑一筋で
現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業経営者のために語る

作者: 中川清徳  2014年2月8日号   VOL.1779
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「バランスが逆転」では意味不明

(続きは編集後記で)

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【給与改定】ベアをどうするか?

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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   今年の昇給はベアをする雰囲気ですね。

中川:マスコミがあおっていますからね。

社長:実際のところどうでしょうか?

中川:2月2日の日経新聞では「ベア実施3割どまり」とありましたね。

社長:3割がベアを実施するのですね。

中川:7割は実施しないのです。

社長:日経新聞の情報源はなんですか?

中川:日本生産性本部の関連団体「経済成長フォーラム」(座長・大
   田弘子元経済財政相)がまとめた企業経営者へのアンケート調
   査です。

社長:それは大手の企業の話ですね。

中川:新聞記事からはそこまではわかりませんが、大手企業が多いと
   思います

社長:中小企業はどうですか?

中川:数少ない弊社の顧問先等にお聞きしましたら、ベアをするとい
   う経営者はゼロでした。
   社長はどうされますか?

社長:それを聞いて安心しました。
   ベアどころか昇給もどうしようかと思案中なのですから。

中川:そうですね。
   ベアはできなくても消費税のアップがあります。

社長:そうなんです。
   消費税が上がる分、従業員の生活は圧迫されます。
   それを考えるとベアに近いものは考えなくてはとも思います。
   それについてはどう考えたらいいですか?

中川:最初に考えることは昇給原資です。
   原資がないのであればベアも消費税もないでしょう。

社長:それはそうですね。
   当社は原資はあります。

中川:それは従業員にとってありがたいことですね。
   原資があっても大盤振る舞いは反対です。

社長:といいますと?

中川:全員昇給をするというようなことは避けるべきです。

社長:しかし、全員を昇給しないと従業員は不満を持つでしょう。

中川:その前に確認することがあります。

社長:どんなことですか?

中川:まずは世間相場と比較することです。

社長:どんな風に?

中川:一人ひとり確認します。

社長:平均ではないのですか?

中川:平均で比較してもあまり意味がありません。
   一人ひとり見ていくと世間相場より高い人と低い人がわかり
   ます。

社長:なるほど。
   高すぎる人は昇給を押さえるとか?

中川:そうです。
   高すぎる人は場合によっては昇給をしない。
   低すぎる人は思いきって昇給する。

社長:でも、仕事の内容によるでしょう。
   単純に世間相場より高い低いだけで昇給を決めるのは乱暴です。

中川:どうですね。
   世間相場と比較したあとは、社内バランスを確認します。

社長:どのように?

中川:年収や月例給与を高い順に並べたら仕事とのバランスがとれて
   いるかどうか一目で分かります。

社長:なるほど。
   その資料を作成していただけますか?

中川:はい、よろこんで。

(中川コメント)

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今日はここまで。では、またあした。

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    編集後記      
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「バランスが逆転」では意味不明

「次の選挙の焦点は与野党のバランスが逆転なるかどうかです」

「伯仲(はくちゅう)」から「逆転」にまでいくかどうかは興味のあるとこ
ろですが、「バランス」が「逆転」するとはどういう意味でしょう?

「バランス」はつりあい、均衡(きんこう)のことです。

 天秤がつり合っているように、二者がつり合っていることを「バランスが
とれている」などといいます。

 ですから、「バランスが崩れる」と使いますが、「与野党のバランスが崩
れる」という言い方自体おかしな表現です。簡単に、「勢力が逆転する」
くらいの表現が適当といえます。

(間違いことばの本 講談社より)

では、また明日お会いしましょう!!

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