【年休】退職日の変更を拒否したい

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60歳以上の給料の決め方をほとんどの会社が間違っています    
60歳以降の給料は、年金と合わせて決めなければなりません。
現役時代の給料の70%とか80%とかいう決め方はご本人も会社も損をします。
また、法律が65歳までの義務化されました。
新しい法律改正による60歳以上の給料の決め方をお話しします。
平成25年3月31日までに労使協定を締結した方が良かったのですが
それを実施していない会社の対応策もご提案します。

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社長、上司が「あの人はすごい!」といわれるピカイチ情報

労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年 人事労務
畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が中小企業
経営者のために語る

作者: 中川清徳  2015年3月12日号   VOL.2184
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後輩への効果的な「おごり方」

(続きは編集後記で)

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【年休】退職日の変更を拒否したい
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中川:こんにちは。

社長:こんにちは。
   Aさんについて相談です。

中川:はい、なんでしょうか?

社長:Aさんは今月末で退職します。
   いま、年休40日分を消化中です。

中川:はい。

社長:Aさんから、今月15日に新しい年休が20日増えるので、退職日
   を来月末に変更すると言うのです。
   私は、虫が良すぎると思います。
   退職日の変更を拒否できませんか?

中川:今月末で退職を受理しているのです。
   変更する義務はありません。

社長:しかし、在籍中に新たな年休は発生することは間違いありません。
   それは権利だと言う可能性があります。

中川:たしかに、新たな年休は発生しますが、それを使うのは来月でしょう?
   来月はAさんは在籍していないのでから、使えません。

社長:それで、退職日を延期したいと言うのです。

中川:繰り返しになりますが、いったん退職を受理しています。
   その退職日をAさんが言うからといって変更する必要はありません。

社長:Aさんが新たな年休は使えないので、買い取ってくれといったら
   どうしたらいいですか?

中川:Aさんは買い取ってくれといったのですか?

社長:いいえ、可能性の話です。
   買い取ってくれと言われたらどう答えたらいいですか?

中川:年休は買い取ることはできないと返事をすればOKです。

社長:裁判沙汰になることはありませんか?

中川:ありません。
   仮に裁判になったとしても、このような状態で年休を買い取る
   義務は会社にありませんから、会社が負けることは考えにくいです。

社長:分かりました。

(中川コメント)

 退職の申し出が成立したら、従業員からの退職日の変更に応じる義務は
ありません。

今日はここまで。では、またあした。

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    ご質問、ご感想、ご意見をお待ちしています      
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ご質問をお待ちしています。下記の様式でご質問ください。
なお、必ずしも回答するとは限らないことをご承知ください。

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ご感想、ご意見をお待ちしています。この様式で質問をされた場合は
回答しかねる場合があります。

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    編集後記      
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後輩への効果的な「おごり方」

 実力のない人が、無理に尊敬されようとするのは非常に難しいことです。

 心理学的な技術を使えば、畏怖や崇拝を集めることは簡単にできますが、
尊敬は獲得できません。人の尊敬を得るのは、それほど難しいことです。

 しかし、後輩からの信頼を厚くする程度のことはできます。

 例えば、プロジェクトを頑張って成功させた後輩達数人に、1万円で何か
をおごってみましょうか。

 この場合「これで一杯やってこいよ」と言って夜に一万円札を渡したら
どうなるでしょうか。一万円で飲みに行けと言われても、安い居酒屋へ行
くしかありません。せっかくの一万円が「この先輩、ケチだ」という、逆
の印象を与えて終了となる可能性が高いと言えます。

 でも、これがランチだったらいかがでしょう。「今日はこれでいいもん
食って、パワーつけてといよ」と一万円を渡せば、後輩達は感激するはず
です。なぜでしょうか。

 つまり、私が言いたいのは「物事にはすべて相場があり、そのことをよ
く理解して効果的に行動する方が得だ」ということです。

 飲みに行く場合、一人五千円ぐらいないと厳しいですが、ランチなら高
くても二千~三千円です。ならぱ断然、ランチで出した方が感謝されます。
同じ一万円が「夜たとケチ」「昼だと太っ腹」になってしまうのです。

 このように考えて行動すると、効果的に後輩か5の信頼を漉得すること
ができます。

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もいかない。だいたい、俺は忙しいのだ。本を読んでいる暇はないし、
第一、資金繰りや営業のことで頭がいっぱいでそれどころではない。
誰か、いないのか?

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