同一労働同一賃金に違反したらどうなる

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労務管理に奇策なし!大企業20年、中小企業13年
人事労務畑一筋で現場をはいずりまわった人事労務担当者が
中小企業経営者のために語る

発行者: 中川清徳  2024年2月28日 VOL.5519
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物事は粘り強く少しずつ進めろ

(続きは編集後記で)

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同一労働同一賃金に違反したらどうなる
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Q
同一労働同一賃金に違反した場合、どうなりますか?
また、どのようなリスクがありますか?

A
[結論]
その労働契約は無効になります。
また、損害賠償を請求されるリスクがあります。

[理由]
法律違反をしているからです。

[補足]
同一労働同一賃金の原則は、正規社員と非正規社員が同じ
仕事をしている場合、賃金やその他の待遇に差をつけては
ならないと定めています。
ただし、正規社員や非正規社員間で同じ仕事をしていても
人事考課などにより基本給に差が生じることがあります。

基本給は評価が伴うため、同一労働同一賃金の原則を適用
することは簡単ではありません。ある程度の差が存在して
も、それが直ちに違法とは限りません。

違法とされた手当
判例では、皆勤手当は違法とされました。
理由は、皆勤手当は出勤を促す手当であり、正規社員と非正規
社員双方に同等に支給されるべきだからです。

[中川コメント]
同一労働同一賃金の問題では、賞与や退職金、家族手当、
住宅手当の支給に差をつけることを認めた判決(長沢運輸
事件)があります。
しかし、将来的にはこれらの待遇にも、差をつけることが、
許されなくなる可能性があります。

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編集後記
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物事は粘り強く少しずつ進めろ

人生で最も重要なことは、実現したいと思うことに、毎日、
粘り強く、そして少しずつ取り組んでいくことだ。
もちろん、少しずつ進めれば、それだけ日数も長くかかり、
その間には中だるみが起こったり、失敗したりすることも
あるだろう。
しかし、物事を着実に成し遂げる、最も確実な方法はこれ
だけなのだ。

(新渡戸稲造の言葉 三輪裕範翻訳  ディスカヴァー刊より)

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