【年休】強制付与は繰り越し分を含めるのか

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発行者: 中川清徳  2018年9月29号 VOL.3763
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部下に都合の悪いことでも伝えないとなりません
(続きは編集後記で)
(中川コメント)
ご遠慮は無用です。
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 【年休】強制付与は繰り越し分を含めるのか
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匿名ご希望の読者から質問を頂戴しました。
(引用開始)
いつも大変勉強になっております。
年休5日の強制付与について教えていただきたいのですが、当年度の
付与日数が10日を超える者については強制的に付与するという理解で
よろしいでしょうか?
繰り越し分も含めて10日以上保有している職員についても、5日の強制
付与は適応されるでしょうか?
お教えいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
(引用終わり)
(中川コメント)
当年度の付与日数が10日以上の者に強制的に与えます。
つまり、繰り越し分を含めて10日以上ということではありません。
パートなどで10日未満の方が繰り越しを含めて10日以上あったと
しても強制付与の対象ではありません。
話がややこしいのは5日を残して残りの日数は強制付与してもよいという
ことです。
例:10日は5日(10日ー5日=5日以下同様)
  11日は6日
  12日は7日
  14日は9日
  16日は11日
  18日は13日
  20日は15日
  を強制付与可能だということです。
  また、繰り越しを含めて上記の例のように強制付与できます。
  例のような強制付与することは非現実的だと思いますが、法律を
  理解するうえで参考になるでしょう。
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    編集後記      
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部下に都合の悪いことでも伝えないとなりません
上司の立場になると、経営方針に沿って部下に都合の悪いことでも伝え
ないとなりません。
経営方針の修正や変更があれば、以前と違うことも言わなければなりません。
そのようなときに、どのように部下に伝えるかで、上司として信頼を得る
ことができるかどうかがわかります。
例えば、あなたが、本社会議での営業方針の変更の決定事項を部下に伝え
なければならなくなりました。
その内容は、部下からの猛反発が予想されます。
どう、説明しますか。
次の3つの事例から選んでみましょう。
(1)本社(社長)がやれと言うからやれ。
(2)私は反対したけれど、仕方ないだろう。嫌なら辞めるしかないから、
 我慢してやろう。
(3)私は、その方針でやることによって、このようなメリットがあると思う。
 うまく行くようにやってみよう。
おそらく、この3つの伝え方のいずれかのパターンになると思います。
もちろん、どれが正しいかは、すぐにわかると思います。
反発が予測されるような方針変更は、(3)のように、方針をそのまま伝える
のではなく、しっかりと自分の考えを加えて、自分の言葉で伝えるように
しなければなりません。
これが自分責任論に立った言い方になります。
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