■最低賃金1500円時代 中小企業が今から考えるべきこと■

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中小企業の人事・労務管理に役立つピカイチ情報
「労務管理は王道こそ最善」
大企業で20年・中小企業で13年の現場経験を持つ
人事労務のプロが、中小企業経営者の立場で語る!

発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2026年6月19日 Vol.6367
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■人生の後半は荷物を減らす旅■
(続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ)

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■最低賃金1500円時代 中小企業が今から考えるべきこと■
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ChatGPT Image 2026年6月17日 10_01_34

「最低賃金がまた上がるらしい」

「求人を出しても人が集まらない」

そんな悩みはありませんか?

これは今、多くの中小企業が
直面している共通の課題です。

最近は最低賃金と求人時給の差が
急速に縮まっています。

以前は求人を出す際に
最低賃金より100円、200円高く
設定することも珍しくありませんでした。

ところが現在は、
その差が100円未満の地域が
大幅に増えています。

つまり最低賃金が上がるたびに、
求人賃金も押し上げられる状況に
なっているのです。

では中小企業はどう考えれば
よいのでしょうか。

Q.最低賃金が上がったら、
全社員の賃金も上げるべきですか?

A.まずは賃金表全体への影響を
確認することが大切です。

最低賃金付近だけを上げると、
経験者と新人の差が縮まり、
不公平感が生まれることがあります。

賃金体系全体を見ながら
調整する視点が必要です。

Q.求人で勝つには
時給を上げるしかないですか?

A.必ずしもそうとは限りません。

最近は賃金だけでなく、

「休みが取りやすい」

「勤務時間を選べる」

「夜勤がない」

といった条件を重視する人も
増えています。

働きやすさも立派な
採用競争力なのです。

ここで迷う会社は
とても多いのです。

賃金を上げたい気持ちはあっても、
原材料費や光熱費の上昇で
余裕がない会社も少なくありません。

【ワンポイントアドバイス】

求人票を見直してみましょう。

給与以外の魅力が
十分に伝わっていないケースが
意外とあります。

有給取得率や教育体制、
残業の少なさなども
立派なアピール材料です。

例えば架空のA社では、
求人応募が減ったため
時給アップを検討しました。

しかし詳しく調べると、
休日数や勤務時間の柔軟さが
求人票にほとんど書かれて
いませんでした。

そこで働きやすさを
具体的に記載したところ、
応募者が増えたそうです。

Q.これから先、
最低賃金はさらに上がりますか?

A.その可能性は高いと考えられます。

国は全国平均1500円を
目標として掲げています。

実現の時期や方法は
今後の議論によりますが、

中小企業としては
「まだ先の話」と考えるよりも、

将来の人件費上昇を前提に
準備を進めておくことが
大切ではないでしょうか。

これからは単純に
賃金だけで競争する時代から、

働きやすさや成長実感、
職場の人間関係なども含めて
選ばれる会社になる時代です。

最低賃金の動向は
会社の未来を考える
よいきっかけになります。

一度、自社の賃金体系と
働きやすさの両方を見直してみては
いかがでしょうか。

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【本からの気づきメモ】
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■人生の後半は荷物を減らす旅■

60歳を過ぎてからの人生は、
必要なものを選び取る時期ともいえます。

これまでの人生で抱えてきた役割や責任、
こだわりや習慣をそのまま持ち続けると、
やがて重荷になることがあります。

登山で背負う荷物が重すぎると、
景色を楽しむ余裕がなくなるように、
人生でも抱えすぎは力を奪います。

人が背負える荷物には限りがあります。

無理を重ねると疲れ果て、
本当に大切なことに使うべき体力や気力まで
失ってしまいます。

だからこそ人生の終盤には、
荷物をなるべく少なくしておくことが大切です。

ただし必要な荷物の量は人それぞれです。

残された年月で何を大切にするのかを考え、
自分にとって本当に必要なものを見極める。

誰かの真似ではなく、
自分に合った荷物を選ぶことが、
穏やかな人生につながるのかもしれません。

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