■短時間勤務になった社員の年休賃金 どう考える?■

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発行責任者:有限会社中川式賃金研究所 中川清徳
2026年2月6日 Vol.6235
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■失敗が次の成功をつくる仕組み■
(続きは最後のコーナー【本からの気づきメモ】でどうぞ)

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■短時間勤務になった社員の年休賃金 どう考える?■
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短時間勤務での年休の賃金

育児や介護をきっかけに、
短時間勤務へ切り替える社員が出てきた。
そのとき、年次有給休暇の賃金を
どう扱えばよいのか、迷うことはありませんか。

勤務時間が短くなったのだから、
年休の賃金も下げるべきなのか。
それとも、以前と同じ水準なのか。
現場では判断に悩みやすいテーマです。

まず押さえておきたいのは、
年休は「働く義務が免除される日」だという点です。
そのため、賃金の考え方も、
通常の勤務日とは少し視点が異なります。

Q 短時間勤務になると、
年休の賃金は減らすべきですか?

A 一概に決めつけるより、
何を基準に賃金を払っているかを
整理することが大切です。
所定の労働時間に連動させている場合は、
短くなった時間に応じた考え方もあります。
一方、これまで通常の賃金を
そのまま支払っていた職場では、
同じ扱いを続ける判断も考えられます。

Q トラブルになりやすいのは、
どんなケースでしょうか?

A 本人への説明がないまま、
急に賃金の扱いを変える場面です。
短時間勤務への切り替えは、
働き方そのものの大きな変化です。
年休の扱いも含めて、
事前に考え方を共有しておくことで、
行き違いを防ぎやすくなります。
数年前の裁判でも、
契約内容として明確かどうかが
重視された判断が示されています。

ここで、よくある事例を一つ。
子育て中の社員が、
一日八時間勤務から六時間勤務に変更。
年休を取得した日に、
「なぜ賃金が減ったのですか」と
質問が出ました。
会社側は制度上の理由を
説明できておらず、
お互いに気まずい空気に。
事前の説明があれば、
防げたかもしれません。

Q 会社として、
何を決めておくと安心ですか?

A 年休の賃金を、
どの基準で計算するのかを
あらかじめ整理しておくことです。
短時間勤務に伴う変更点として、
労働条件の一つとして示しておくと、
後から確認しやすくなります。
形式よりも、
「伝わっているか」が大切です。

短時間勤務は、
社員が長く働き続けるための制度です。
だからこそ、賃金の扱いも、
納得感のある形を意識したいところです。

一度、自社のルールを
静かに見直してみる。
そんな時間を取ってみるのも、
悪くないかもしれません。

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【本からの気づきメモ】
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■失敗が次の成功をつくる仕組み■

仕事で失敗すると、つい気持ちが落ち込み、
同じ行動を避けたくなることがあります。
しかし失敗は、振り返り次に生かすことで、
初めて価値が生まれる出来事でもあります。
原因を考えずに避けてしまうと、同じ失敗を
繰り返したり、行動そのものが止まりがちです。
一度立ち止まり、原因を見つめ直すことで、
経験は前向きな学びへと変わっていきます。
小さな失敗を積み重ねた先に、安定した成果が
育っていく、そんな考え方も大切です。

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